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Minami’s クラブ

*ジュリアナでの危険な体験*

実家には18才まで住んでいた。一人暮らしを始めてからは
昼間はデパートで販売、夜はアルバイトをしていた。
その合間をぬって、若いMinamiちゃんは夜遊びもがんばっていた。

それは21才の頃起きた・・・・・・・
バブル絶頂期の頃流行った

「ジュリアナズ東京」

みなさんは覚えているだろうか?
ミニスカートをはいて扇子を振って踊って
いる映像をテレビでみたことのある人も多いだろう。

私もしっかりお立ち台で扇子を振っていたうちの1人(恥:)
友達と踊りにいくと、店員が必ず声をかけてくる。

「今VIPルームにタレントの~さんが来ていて、
女の子を呼んでいるんだけど、行かない?」

何度かいったことがある。
でもVIPルームではただ一緒に座って飲んでいるだけ。
いくら芸能人と一緒にいたってなんだかつまらなかった。
もっとはじけたかった。

ある日、都内の医者でジュリアナではちょっとした有名なおじさんに
VIPルームに誘われた。

「何飲む?」と聞かれ、お酒の弱い私は「ピーチフィズ」を頼み、
友達はカクテルを何か頼んでいた。

「なんか顔がつかれているんじゃない?」
おじさんに言われ、
「そうなの。昼、夜と働いてけっこう寝不足かも」なんて軽く答えた。

「じゃあこれ飲んでごらんよ。ビタミン錠なんだけどけっこう元気になるよ」
おじさんは錠剤を出し、私たちは何のためらいもなくそれを飲んだ。

ジュリアナの常連だし、医者だし、名刺ももらったし、安心していた。
でもなんだかクラクラする。妙にハイテンションの友達。

自分の中に正常な意識がありながら、
片方の意識ではハイテンションになっている私。。。。。

「次の店へLet’s Go===!!!!」

みんなでお店を出たのは覚えている。
ジュリアナの前に外車が止まっていたのも覚えている。
私は後部座席、友達は助手席に座ったのも覚えている。。。。。

しばらくすると車が停まった。
うっすら意識のある私は回りを見てみた。

「港!?」

目の前は港のようだった。回りにたくさんの倉庫もあった。

「A子ちゃん、いるの?」友達を呼んだ。
友達は「う~ん」と寝ぼけたような返事。

重たい体をなんとか起こし、目の前の光景に言葉を失った。
おじさんが友達の上へ覆いかぶさっているのだ。
これ以上言えないが、みなさんが想像している通り。
友達はすっかり意識がない様子。お酒をたくさん飲んだせいだろうか、、、、
同じ錠剤を飲んだのに私はちゃんと意識があった。

思わず声をあげた

「いや~!!!!!!!」

わたしの叫びにおじさんはあわててズボンをあげた。

「ごめんね。何もしないから、、、誰にも言っちゃ駄目だよ」

おじさんはそのまま車を走らせ、
私たちが停めていた車の所まで
送ってくれた。

その後私はどう帰ったか覚えていないが、
ちゃんと車を運転させて
友達を家まで送り、私も自分の家へ戻った。

次の日友達から電話があった。
「Minamiちゃん。昨日私どうやって帰ったの?
全然覚えてないんだけど。。。。」
友達は本当に何も覚えていないらしい。

「でもね。バックの中にコンドームが入っているんだよね。
なんでだろう????」
おじさんが入れたのだろうか????私にもわからない。

友達に説明するべきなのだろうか。。。。知らない方が
いいかもしれない。。。。私の中で複雑な思いが交差したが
はっきり打ち明けてあげた。

「どうする?おじさんを訴える?ジュリアナに全てを話す?」

友達は少し考えこう言った、、
「もういいよ。自分が悪かったんだよ。軽率に錠剤なんか飲んでさ・・・・」

数ヶ月後テレビのニュースを見て驚いた。
「都内某大学病院の教授が女の子を眠らせ、暴行した容疑で逮捕」

あのおじさんは逮捕された。。。。。。。。

*****全て事実です*********

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